2009年9月15日
都市ガスの特徴
いわゆる「ライフライン」を構成するものの一つ。電力会社と同様、独占的な営業地区内にガス管を張り巡らせており、ビ
ルや工場、住宅などにガス管が引き込まれ、給湯、調理、暖房、冷房、発電、蒸気などの燃料に幅広く利用される。変わっ
たところでは、胃潰瘍検査薬やダイヤモンドの製造にも使われている。
古くはガス灯として照明用として用いられ、これが都市ガスの利用の端緒であるが、電灯の普及によって減少した。現在は
都市景観や店舗エクステリアのアイテムとして用いられている。
都市ガスの料金は電気などと同様、国の許認可料金で、公共料金の一つとされている。
大手の場合、東京ガスの供給エリアは3,100km²、1000万件、ガス導管の総延長は48,000km、大阪ガスの供給エリアだと、
3,220km²、680万世帯、ガス導管総延長は56,500kmにも及ぶ。そのため、災害が発生すると社会への影響が大きく(配管の
損傷(物理的な損傷以外にも、雨水や泥水のガス管への浸入もある)やこれによるガス漏れの危険性があり、配電線と異な
りほとんどすべてが地中に埋め込まれていることから、地震に強い反面、被害を受けたときの復旧には時間を要する)、特
に阪神・淡路大震災の場合、約86万世帯への供給が停止されるなど影響が及び、その教訓から、地震時の防災システムの整
備が課題とされている。2007年の新潟中越沖地震では全面復旧まで要した日数は42日であった。このため病院や福祉施設で
はLPガスを都市ガスに変換(熱量調整)する装置を設置することを決定し全国のガス事業者から装置の調達を急ピッチで進
められている※1。また新潟県LPガス協会では避難施設へボンベや炊き出しする装置やシャワー用のガスを無償で提供する
ことを決定した。(7月29日読売新聞朝刊より引用)
災害対策への取組み効果として確かめられた一例として、2005年に起きた福岡県西方沖地震では都市ガスによる二次災害は
発生しなかった。 最近の低圧用埋設ガス管は、地震などで揺れた場合にひびや割れが生じない(配管接続部は融着接合さ
れているため、引抜き応力時においても抜け外れない)ポリエチレン管が主流である。ポリエチレン製のガス管は黄色(以
前は緑)に着色されており、見分けやすい。尚宇部興産でナイロン製の中圧ガス管が開発され全国のガス事業者に売り込み
を開始した。接合方法はポリエチレン管のエレクトリックフュージョンではなくレーザー光線で接合し施工時間はポリエチ
レンに比べ大幅に短縮される。
都市ガスは本来無臭であるが、実際には玉ねぎの腐敗したような悪臭(俗に言う「ガス臭い」におい)がする。これはガス
漏れ時に直ぐ気が付くように、付臭剤として微量のチオールを添加しているためである。
広大な国土を持つ国が多い欧米諸国では、中規模クラスまでの都市部を除けば、インフラとしては日本ほどは普及していな
い。また、ガス機器も日本ほどは売られていない。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
今日は都市ガスの特徴について調べてみました。
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